SOSI 2.3.0 リリースノート

2026年10月11日

本バージョンのテーマは「事前の阻止」です。これまで録画や操作記録は事後の追跡にしか使えませんでしたが、SSH/Telnet 接続中に危険なコマンドが入力されたその瞬間に、SOSI がアラート・コマンドの拒否・強制切断を行い、すぐに管理者へ通知できるようになりました。

新機能

  • 危険コマンドの検知とブロック:全体設定に「危険コマンド検知」スイッチを追加しました。有効にすると、SSH/Telnet の入力がルール(rm -rf、mkfs、shutdown、DROP DATABASE など)に一致した場合、ルールのレベルに応じてアラート、コマンドの拒否、強制切断を行います。拒否時の入力行の消去方法は Ctrl+E・Ctrl+U(フォアグラウンドのプログラムを止めない)または Ctrl+C から選べます。
  • 止められた理由が利用者に表示される:コマンドが拒否されたり接続が切断されたりした際、リモート画面にその理由が表示されます。
  • 危険コマンドイベントの記録:一致するたびにユーザー・デバイス・レベル・入力元(キー入力/貼り付け/テキスト録画)・入力内容を記録します。条件で絞り込み、イベント詳細からその接続のテキスト録画へ直接移動できます。パスワードなどの機密文字列は自動でマスクされます。
  • リアルタイム通知:イベント発生時にメールを送信し、オンライン中の管理者へ即時に通知します。通知には概要のみを載せ、クリックで詳細を確認できます。
  • テキスト録画の強制有効化:危険コマンド検知を有効にすると、すべての SSH/Telnet デバイスでテキスト録画が強制的に有効になります。各デバイスの元の設定は書き換えられず、検知を無効にすると元に戻ります。
  • MCP Server:Claude Code などの AI ツールから、MCP を通じてご自身の権限でユーザー・デバイス・グループ・権限・証明書連携デバイス・LDAP 認証ストラテジーの照会と管理ができます。トークンは画面から発行し、有効期限があり、いつでも失効できます。
  • パスワードの強制変更と有効期限:データベース認証のユーザーに次回ログイン時のパスワード変更を義務付けたり、パスワードに有効期限を設けたりできます。
  • リモートツールバーの位置を変更可能に:リモート画面のスライド式ツールバー(ファイルシステム、クリップボード、テキスト入力、スクリーンキーボード)を、全体設定で上下左右のいずれかに配置できます。
  • RDP で接続先の IME を使用:RDP デバイスに新しいオプションを追加しました。有効にすると文字入力をすべて接続先の IME に任せ、両側の入力モードのずれを防ぎます。
  • Postal によるメール送信に対応:メール設定で Postal を選んだ場合に実際に送信できるようになりました。
  • デプロイの簡素化:リアルタイム通知を PostgreSQL で処理するようになり、Redis が不要になりました。

不具合修正

  • SSH の録画をブラウザで再生すると画面が真っ黒になる問題を修正しました。
  • MP4 の自動変換を全体で無効にしている場合でも、接続一覧に「変換中」と表示される問題を修正しました。
  • 全体設定の各画面で、保存後の通知が次の操作まで表示されず、保存後に画面が先頭へ戻ってしまう問題を修正しました。
  • 日本語表示のデバイス一覧で、長いボタン名が並び替えメニューに重なる問題を修正しました。
  • BrowserApp の画面上部に --no-sandbox の黄色い警告バーが表示される問題を修正しました。

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