SOSI 2.1.1:録画にストレージを使うかどうかを選べるように

2026年9月11日
SOSI 2.1.1:録画にストレージを使うかどうかを選べるように

SOSI 2.1.1 は修正が中心のリリースですが、日常の運用に直結する変更が 2 つあります。録画ファイルのストレージの扱いと、セキュリティ設定の抜けです。

MP4 を毎回変換しなくてよくなりました

これまで SOSI は、接続が終了するたびに録画を MP4 に変換していました。いつでもダウンロードできる利点がある一方、すべての接続で 2 つ分の容量を消費します。しかし実際には、大半の録画は一度もダウンロードされません。

2.1.1 でサイト全体のスイッチを追加しました(既定はオン)。オフにすると接続終了時に MP4 を自動生成しなくなり、ストレージの増加を大きく抑えられます。

システム設定の「MP4 自動変換設定」カード
システム設定に追加された「MP4 自動変換設定」。スイッチ 1 つで、接続ごとに MP4 を生成するかを決められます。

再生機能への影響はありません。ブラウザ上での再生はもともと元の録画ファイルを読み込んでいるため、すべての接続をこれまでどおり視聴でき、シーク操作もキーログの確認も変わりません。

特定の録画を持ち出す必要があるときは、管理者が接続一覧で「MP4 に変換」を押せば変換され、完了時に通知されます。つまり MP4 は「常に事前に用意しておく」ものから「必要なときに作る」ものになりました。

接続情報バーの位置を変更できます

リモートデスクトップ画面の上部に表示される情報バー(機器名・接続時刻・ユーザー名)は、これまで上部固定でした。接続先システム自身のツールバーが上端にある場合、互いに干渉していました。

システム設定から上・下・左・右のいずれかを選べるようになりました。

システム設定の「接続情報バー表示位置設定」カード
接続先システムのレイアウトに合わせて、情報バーの位置を調整できます。

ご確認ください:新規アカウントが必須 2FA の対象外でした

今回もっとも注意が必要な修正です。

サイト全体の必須二要素認証を有効にすると、SOSI はその時点で存在するすべてのアカウントを対象に含めます。しかしその後に作成されたアカウントには 2FA の設定が求められず、実質的に要件を回避できる状態でした。管理画面上は正常に見えるため、気づきにくい問題です。

2.1.1 で修正済みです。新規アカウントは現在のサイト全体の設定を引き継ぎます。

必須 2FA を有効にしている環境では、有効化以降に追加されたアカウントを一度ご確認いただくことをおすすめします。

その他の修正

  • BrowserApp の資格情報自動入力が動作しない:BrowserApp 機器で接続先サイトの ID・パスワードが自動入力されず、手入力が必要でした。修正しました。
  • 自動ログインが無効な機器にも管理者が自動ログインされる:機器側で「LDAP 自動ログイン」がオフでも管理者は自動ログインされていました。機器の設定に従うようになりました。
  • BrowserApp で新しいタブ・ウィンドウを開けるように:単一ウィンドウに固定され「新しいタブで開く」が機能しませんでした。URL の制限は変わらず、許可リスト外は引き続きブロックされます。
  • 管理者への昇格前に機器の権限を解除する必要:後で一般ユーザーへ戻したときに、放置された古い権限設定がそのまま使われることを防ぎます。
  • ページ切り替え後の再読み込みで 1 ページ目に戻る:一覧のページ送りでアドレスが追従するようになりました。
  • 録画再生ページがスマートフォン幅で崩れる:縦並びになり、幅いっぱいに表示されます。
  • 再起動後、最大 5 分間接続できない:約 10 秒で復旧します。

変更点の全一覧は SOSI 2.1.1 リリースノートをご覧ください。ご不明な点はお問い合わせください。

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